プラセンタが、髪の毛の成長に良いとされている理由のひとつに挙げられているのが、ホルモンとの関係にあります。
プラセンタは、男性ホルモンのバランスなどを正常にし、頭皮にある毛母細胞の分裂を促して、
皮膚の細胞組織を活性化させることにより、頭皮の血行が促進し、その結果フケを抑え、また抜け毛の進行も抑えるのです。
そしてプラセンタを用いた病院での育毛対応には、プラセンタ製剤の「ラエンネック」を注射する、または薬を飲むことがあります。
また頭皮へプラセンタを擦り込んだりして、薬などと並行してストレスを除きながら、マッサージなどの治療もしていきます。
ただし、「病気に合わせたプラセンタ治療」のページでも説明をしましたが、育毛治療は保険適用の対象外になっていますので、その点はご注意ください。
そもそもプラセンタの中には、毛母細胞分裂促進因子に加え、自律神経を安定させる因子が入っていますので、上記に挙げた方法によって、
効果をもたらすといわれています。
またプラセンタの効果の成功例としましては、フケが止まり、抜け毛の進行が止まった後に、数ヵ月経つと毛が生え始めるようになります。
しかし髪の毛が生え始めるには個人差がありますので、最低でもヘアサイクルにあたる6ヵ月は、気長に治療を続けられるようにしましょう。
そしてまた髪の毛の成長については、ホルモンとの関係も重要です。
抜け毛が多い人や薄毛の人は、過剰に男性ホルモンが分泌されているようであり、男性ホルモンが過剰になると髪の毛が生えにくくなり、
反対にその他の部分の毛が、濃くなるというデーターがあります。
プラセンタにはこの過剰な男性ホルモンを抑制する効果があり、ホルモン分泌を正常に保つことができます。
男性ホルモンのバランスが整うことで、抜け毛の進行が遅くなり、抜け毛がなくなっていくのです。
また皮膚への血流が良くなるということは、頭皮の血流も良くなりますので、頭皮の栄養状態も、毛母細胞という頭皮にある毛髪を作る細胞を改善し、
その細胞分裂を促すことで、髪の毛が生えやすい健康的な頭皮状態になっていきます。